キメラ

日常の中で新たな発見をします。

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒヤシンス

ヒヤシンスはギリシャ神話の美少年ヒュアキントスに由来すると言う悲しい一説があります。太陽神アポロンと西風神ゼフィロスに愛されていましたが、ゼフィロスの嫉妬により円盤が額に当たり、血を流して亡くなりました。その血から紫色のヒヤシンスが咲いた…

キララ

キララはサントリーが開発したオステオスペルム。花言葉は「輝く未来へ」。コンセプトが先か、命名が先かと言ったところでしょうか。キララのイエローはビタミンカラーや黄色の花の中でもずば抜けており、爽やかで透明感があり、クリアな黄色。白は裏側が黄色…

パープル

purple(パープル)の語源は、Pirpiraと呼ばれる巻貝の腺より染料を取り出し、染色する技法が確立したことに始まります。この色をpurpuraと呼ぶようになりました。この染色布はとても貴重で、ローマ帝国の頃より高貴な身分の者など、ごく限られた人間しか得…

天女

花いっぱいの中で天女が舞うところをイメージしてみました。#舞#さつき#天女

西洋シャクナゲ

シャクナゲの原種の宝庫は、ヒマラヤ山脈から中国にかけての2000-4000mの地帯にあります。このような秘境から原種のシャクナゲを持ち帰り、そしてヨーロッパで交配を重ねて品種改良がされたのが「セイヨウシャクナゲ」で、今では日本にも逆輸入されています。…

オスカー

オスカーは母の日の代名詞カーネーションの一種(ナデシコ科)です。南ヨーロッパを原産とする花を元に、他の野生種などが交雑され、作られたとされています。初めてカーネーションが日本にきたのは江戸時代。和名は「オランダナデシコ」、オランダ船からもたら…

生け花

一見まとまりのない生け花に見えますが、よーく見ると珍しい花が生けられています。結果、味わいのあるまとまった作品になっています。恐らくマツカサアザミ、クラスペディア、スターチスだと思います。近年品種改良の種類が多すぎてハッキリとは分かりませ…

カリエンテ(ゼラニウム)

ゼラニウムの花言葉はいくつかありますが、深紅の ゼラニウムには他とは少し違う「憂鬱」という花言葉があります。「ゼラニウムの青臭い香りで愛する人を思い出して憂鬱になったから」という説や、「臭いが人間も虫も嫌うものであるから」という説などがある…

マリーゴールド

黄色のマリーゴールドの花言葉は「健康」。他にも花言葉は「可憐な愛情」「勇者」などです。これらはギリシャ神話に登場する太陽神アポロンにちなんでいます。「勇者」「健康」はアポロンのイメージを指しており、「可憐な愛情」はアポロンを思う一人の女性に由来す…

紫羅欄花(アラセイトウ)

紫羅欄花(アラセイトウ)は、ストックの和名。花びらがポルトガル語のラシャ布「ラセイタ」という布に見えるため、ラセイ夕から転訛したことが由来と言われています。一年草ですが、茎がとても太くて丈夫なので木の幹を表すストックの名がつきました。#アラ…

八重カシワバアジサイ

一般的なアジサイと違い、白い花を房状につける八重カシワバアジサイ。名前の由来はカシワの葉に似た葉形にあるようです。また、他のアジサイと違い土壌のPHによる花色の変化が無いことも特徴です。 北アメリカ原産でなんと秋には紅葉するため、長く楽しめま…

花手毬 絢(はなてまり あや)

華やかなまるいてまりが跳ねる様な、従来の「花手毬」に「絢(あや)」(華やかで花が咲いたように明るくて輝くばかりに美しいさま)をつけて、雅でまばゆいブランドをサントリーが出しています。いわゆるバーベナと呼ばれる花の一種です。古来薬草として使用さ…

エスプリ・ドゥ・パリ

エスプリ・ドゥ・パリの名前は華やかさと艶っぽさが混在する雰囲気から「パリのエスプリ(精神・魂)」の意味。フランスで作られ、2020年に発表されたまだ新しい品種です。ビビットなピンクとライトイエローのバイカラー。フルーティな強香がします。いかにも…

オレンジピンクの薔薇

薔薇の歴史は3,500万年前からと言われ、バラの色と言えば赤、ピンク、白といった色が思い浮かぶのではないでしょうか。オレンジ(今回オレンジピンク)色のバラが登場したのは、100年程前と言われています。100年前に生まれたオレンジ色のバラは、超ニューフェ…

ピンクの薔薇

ピンクの薔薇の花言葉は見た目通り「可愛い人」。見た目もキュートなピンク色は、女友達に喜ばれそうです。ただし、満開のピンクのバラには「赤ちゃんができました」という花言葉がつけられていたりするそうです。気をつけないと大変な事になるかも知れません…

黄色い薔薇

黄色い薔薇は友情、嫉妬の花言葉。組み合わせでみる薔薇の花言葉もあるそうです。⚫︎黄色の薔薇の中に赤い薔薇 「あなたがどんな不実でも」⚫︎赤い薔薇の中に白い薔薇 「打ち解けて仲が良い」「温かい心」⚫︎薔薇のつぼみ3本と開花した薔薇1本 「あのことは永遠…

白薔薇

万人に愛される白い薔薇。部位によって花言葉が違います。⚫︎白い枯れた薔薇 「生涯を誓う」 ⚫︎赤い薔薇の葉 「無垢の美しさ」「あなたの幸福を祈る」⚫︎葉全般 「あきらめないで」「あなたは希望を持ち帰る」。また状態では、 ⚫︎満開の薔薇「私は人妻」⚫︎トゲ…

赤い薔薇

愛の象徴ともされる赤い薔薇。薔薇の花言葉は愛だけだと思っていませんか?実は薔薇の花言葉は、その本数や色、部位、状態や組み合わせによっても変わってきます。1本「あなたしかいない」11本「最愛」「15本」ごめんなさい」108本「結婚して下さい」今まで気にし…

花のドレス

花のドレスをインスパイアさせる画像を作ってみました。#花#ドレス

ハイドランジア

アジサイは英語でハイドランジア、ラテン語で「お水の器」という意味です。梅雨時にピッタリでね。花びらがたくさん集まっているように見えますが実は花びらではなくガクです。花は中心部の小さな部分です。画像は万華鏡という商品名。#ハイドランジア#アジ…

オスカー(カーネーション)

オスカーは母の日の代名詞カーネーションの一種(ナデシコ科)です。南ヨーロッパを原産とする花を元に、他の野生種などが交雑され、作られたとされています。初めてカーネーションが日本にきたのは江戸時代。和名は「オランダナデシコ」、オランダ船からもたら…

カリフォルニアローズフィエスタ

アップで見るとまるで薔薇の様なカリフォルニアローズフィエスタ。実はインパチェンス(ツリフネソウ属)の種類で薔薇咲きインパチェンスと付記がついています。最後の映像の様に鉢植えで楽しまれています。日本で品種改良され、登録商標となっており、手軽に…

スーパーベル・レモンスライス

朝顔の様な陽気なスーパーベル・レモンスライス。カリブラコア属の多年草です。もともとペチュニア属に分類されていましたが、遺伝子解析によって染色体数が異なることが分かり、ペチュニア属から外されて独自の属として分類される事が決定されています。学…

ブルーレースフラワー

ブルーレースフラワーは、オーストラリア原産の、淡い青色のレースのような小さい花が集まって咲く可愛らしい花です。ただし何種類か色があり、写真はピンクです。カラーは、白をよく見ますが様々な色があり、まさ名前にふさわしい花です。#ブルーレースフラ…

ヘリオトロープ

太陽に向かって咲く花という意味のギリシャ語と神話が由来のヘリオトロープ。バニラのような甘い香りがします。明治時代に日本に輸入されて初めて市販された香水といわれています。夏目漱石の小説「三四郎」や江戸川乱歩の「暗黒星」にも、ヘリオトロープの香水…

アズーロコンパクト

アズーロコンパクトは、サントリーが開発した新品種のロベリア(属)です。アズーロはイタリア語で青色・空色 、コンパクトは小さなかたちという意味があるようなので、そのままのイメージからつけられたと思われます。花言葉はサントリーが決めてないようで…

ダリア

絢爛(けんらん)なダリア(ダリヤ)。原産地はメキシコで、国花となっています。スウェーデンの植物学者の名前にちなんだそうです。日本には江戸時代に渡来し、幕末には「天竺牡丹」の名で持てはやされたそうです。そういえばボタンのような華やかさですね…

ハイビスカス

トロピカルの代名詞、ハイビスカスは「エジプトの神イビスのような」が語源と言われることがありますが、古代のギリシャ語で「ibiscos」とよばれ、紀元後1世紀に活躍した植物学者が命名したものというのが正解の様です。原産地もハッキリせず、品種改良がされ…

百合

ユリは、風に吹かれると揺れやすい植物。風に揺れるようすから「揺すり」と呼ばれ、それが転じて「ユリ」と呼ばれるようになった様です。また、「百合」という漢字の由来は、「ユリ」の球根には、百枚ほどの鱗片が重なり合っていることからつけられました。…

ブーゲンビリア

南国の海をイメージさせるブーゲンビリア。フランスの植物学者によりブラジルで発見され、その友人ルイス・デ・ブーゲンビルの名前に由来しています。赤い部分も花だと思っていましたが、これは包葉であり、中心の白い小さな部分が花となります。驚きですね…